2009年4月21日Here we go 'round・・・moonriders 2009
@渋谷AX


セットリスト

  • 無防備都市
  • ヴィデオボーイ
  • シリコンボーイ
  • スイマー
  • Morons Land
  • ぼくはタンポポを愛す
  • Tokyo Round&Round
  • 恋はアマリリス
  • You&Us
  • Tokyo Ojyan
  • 三日月の翼
  • Come Up
  • ダイナマイトとクールガイ
  • Cool Dynamo, Right on
  • モダーン・ラヴァーズ
  • ニットキャップマン外伝
  • ヤッホーヤッホーナンマイダ
  • BEATETUDE
  • Who’s goona die first?
  • WEATHER MAN
  • DON'T TRUST ANYONE OVER 30
  • スカーレットの誓い
  • 青空のマリー



前置き
4月20日。
歌広が半額になっていたので個人的な趣味で開始したライダーズ語りvol2を録音しに行く。

≪Who's gonna die first?≫
≪Come Sta Tokyo?≫
≪ジャブ・アップ・ファミリー≫
≪スイマー≫
≪ダイナマイトとクールガイ≫
≪ニットキャップマン≫
≪Highland≫
≪紅いの翼≫

を歌う…明日のライブ、ここから選曲があるといいな〜と思いながら(最後の曲はお愛想)。

語りそのものは去年の11月にしたvol1よりウソは少ない。 ただ、特定のメンバーについて相当のろけていることはvol1と変わらない…らしい。



本題
4月21日。
目覚ましにセットしておいた≪30(AGE)←60狙ってる≫で起きるも、眠くて眠くてベッドの上で伸びていたら、突然ふーさまが目の前でベース構えて≪WEATHER MAN≫を弾きはじめる夢を見て飛び起きる。

えらいこっちゃ、8:35!怪しい一日のスタートを切ったと思いながらあわてて学校へ☆


去年末と同じく渋谷AXでのライブで、支配人は渋谷駅をまるで理解していないので原宿から。お伴のトークマスターから≪月面讃歌≫聴きながら雨の中てくてくと会場に向かいました、さすがに下見含めて3回目だったので迷いませんでした。

喜ばしいことに今回は指定席をとっていたのですぐに入場できました。まずは限定CDを購入。『Six Musician on their last exit』のイラストのシルエットシールがついてましたね。やっぱり6曲限定だから…ということなのでしょうか。

ちなみに新しく発売されたTシャツにも同じシルエット。これを着て学校に行って、「私の好きな人はコレーっ!」をやったら楽しくて乙!と思ったのですが、やっぱりやめておきます。きっとあれみてビットールさんに感涙する人、一人もいないだろうから。

さてさて指定席に座ると、目線上にキーボードv
0列10番。さすがビットール愛、「O(オ)カダ10(トー)ル」だわ←アホです
キーボードもよく見えるし、その前にはトランペットとガイゲwww大先輩の前をまたしてもがっつり確保!…と浮かれていたら傘をどこかに落っことしたことを知る。なんか今日は妙に「ウェザー」に呪われているな;
※ガイゲ=ヴァイオリン


舞台配置は以下のとおり。
前:くじらさん、慶一さん、ふーさま、良明さん
後ろ:ビットール、夏秋さん(サポートドラマー)、かしぶっちゃー
しかし、ドラムの横にもうひとつキーボードが!これはかしぶっちゃーが何かやってくれるのかとワクワク。そうこうするうちにBGMがやんで、怪しげな変調ボイスが〜。


また岡田さんが変なものをつくったのか…と思ったら実は違いました。後で知ることになりますが、かしぶちさんの新曲≪Come up≫だったようです。

騎士団が入場しましてライブ開始。うわ、全員赤づくめです。そういえば、汗拭きタオルも全員赤ですしね…。衣装部長(=岡田徹さん)の権限は強いの!



『カメラ=万年筆』
≪無防備都市≫
作詞作曲:鈴木博文

一発目から私のお気に入りのふーちゃんソングが来ました。ニューウェイヴを代表するアルバム、『カメラ=万年筆』 の中でもこれが一番勢いがあり、そして歌詞も凝っていて大好き。内在する不在感はいつかどっかでばしっと使ってみたいです。ウケ売りですがね…。



さて、お次はおなじみの電子音が。
『モダーン・ミュージック』
≪ヴィデオボーイ≫
作詞作曲:鈴木慶一
弟につづく形でお兄ちゃんの楽曲?何度聴いてもシニカルで素敵な歌だな〜!モダーン・ミュージックの出た70年代後半でも十分皮肉っぽい歌詞だったのでしょうが、テレビやビデオをほとんど見ない私にとっちゃ今聴いてもくすっと笑えてしまいます。ごめんなさい!
♪ア〜ウ〜♪は今回は定番のくじらさん…だったと思います。



そして
『A.O.R』
≪シリコンボーイ≫
作詞作曲:鈴木慶一
私のお気に入り、ボーイシリーズ。2曲同時に完奏されるのを聴けて幸せ〜!2月のLOFTよりは、まったり?唄ったように記憶しておりますが、とにかく慶一さんのボーカルが映える曲です。再度繰り返しますが、私はいまだにフロッピーシェイクします。



お次は。
『ヌーベルバーグ』
≪スイマー≫
作詞作曲:鈴木慶一
ぎゃ〜!!ついに来てしまった、この名曲。なにって、間奏のばんちょギター&くじらガイゲ(ヴァイオリン)!!残念ながらは、良明さんはあまりよく見えなかったのですが、しかし音はビシビシ伝わってまいりました。そしてくじらさん渾身のヴァイオリン。このバンドのファンやっていてホントよかったvと思える瞬間です。



ここで慶一さんが軽く挨拶。「広島ライブのCD発売を記念しまして70年代の曲を演奏しました。 …でも、MCは当時のマネはできません。ま、最後まで聴いてちょv」 ちょvって慶一さん、いろいろな意味で意外&素敵です。 ちなみに《シリコンボーイ》は70年代の曲じゃないです。



と、突然ステージ上が真っ暗になり、筒の中を吹き抜けるような音!え、もしや、≪地下道Buscker's Waltz≫?と疑ったのですが(←おおっぴらに公言していませんがワタクシ、くじら大好きですよ)。



『ダイア・モロンズ・トリビューン』
≪Morons Land≫
作詞作曲:かしぶち哲郎
でした!みればぶっちゃーがキーボードに座っていらっしゃるでないの。やはりこの重厚感たっぷりなかしぶちさんの曲。胸にずしーんと響きます。そして、くじらさんとのボーカル。先月に続いてかしぶちさんの声を聴けて幸せvぶっちゃー、むちゃくちゃカッコよかったです。
そしてくじらさん。一回の演奏の中で何回とっかえひっかえバイオリン→トランペット→マンドリン→バイオリン…+ボーカルをやったことか。見ていて切なくなってきてしまいました。

このバンド、本当にくじらさんがいなくなったらおしまいだな…と深く深く感じました。

そして今回はついに、演奏中に汗ぬぐってらっしゃる岡田徹先輩。かしぶちさんの曲に弱いお方。

そのぶっちゃ〜のおごそかなムードをぶち破ったのが



≪ぼくはタンポポを愛す≫
作詞:鈴木博文 作曲:岡田徹
昨年のAXに引き続いて。ロマンシング・アドベンチャーコンビの作品。岡田さんもこっそり唄ってらしたような(口が動いていた)。この歌、少しずつ良さがわかってきた気が。私の中では≪アケガラス≫に次いで、ふーちゃん色の濃い、岡田さんの楽曲なのですが、よーく聴いていたら、やっぱり岡田さんの曲でした(開き直ったみたいです)。春めいた今日この頃、路地に咲くタンポポを見つめながら「考えすぎなのは 君も同じなんだ〜」と呟いてしまうワタクシ。英語のノートの表紙にも、「I love dandelion」と。

余談ですが、タンポポはドイツ語では男性名詞です。

げふん。ここで慶一さん再度MC。これより、本ツアー限定発売のCDに収録された新曲6曲を続けて演奏いたします!とのこと。一応、このツアーは新曲配信記念ツアーだったようです。6曲でツアーしてしまうあたり、元気なアラ還たちです。



≪Tokyo, Round & Round≫
作詞:鈴木慶一 作曲:岡田徹
変調ボイス素敵v(じゃなくて…)去年の12月の頭、課題やらレポートやらで死にそうになっていたころを思い出しました。ことに、岡田徹PPT。結局教授に提出することができなかったのですが、この曲にPVモドキをつけたのですよ、ものすごくバカバカしい。それを思い出して、不謹慎にも失笑してしまいました。



≪恋はアマリリス≫
作詞:鈴木慶一・白井良明 作曲:白井良明
おなじみ、良明さんの官能ばら〜どv今回はさらに官能的?なオーケストラ。何度聴いても切なく素敵な曲だわ〜。ミックスも最高でした。ただ…歌詞の一部。「冬が来るまで2人で待ち合わせて〜」 のところですが、敢えて失恋をイメージして「冬」と言っているのならいいのですが、私の好みとしては「春(Lenz)」としたほうがより「まだ希望があるんだ…」という感じにならんかな…と思いました。ワーグナーにかぶれすぎですか、すみません。



≪You & Us≫
作詞・作曲:鈴木慶一
こちらは物議をかもした慶一さんの曲。長くファンをやってらした方には複雑の心境なのでしょうが…私はどうみつもってサバ読みしても、慶一さんとは小学生のころからの縁なので深く考えることができない、ごめんなさい。MOTHERのクイーンマリー&ギーグがこの曲風に解釈できないかな、今度、創作を書いてみたいです。



≪Tokyo Ojyan≫
作詞:鈴木博文 作曲:武川雅寛
今回のライブで一番楽しみにしていた曲v帰宅後、CDのこの曲だけを2時間ぐらい永久ループ再生させたvくじらさん、最高です!有無を言わせぬ歌いっぷり。地声とテナーの変換っぷりが神業!歌詞も博文さんが書いたはずなのにくじらさんの曲とくじらさんのキャラにマッチして違和感まるでなし。…そして、間奏のビットールのアコーディオン、堪能しましたvビットールさんに歩み寄るくじらさんも素敵でしたしね〜スクールメイトということを考えても心が温まります。
まあともあれ雅寛さんの後輩で本当によかった〜、これからもくじら先輩の背中にしがみついていきます!!



≪三日月の翼≫
作詞・作曲:鈴木博文
泊骨悔。岡田徹さんを見つめていて全然記憶にない! だって、あんまりにも頑張ってキーボード弾いてらっしゃるんだもん!!! この曲、ふーさまの80年代ソングの断片な感じがして好きです。歌詞の韻の踏み方も博文さんらしくていい。

…それなのに聴いてないとは何事じゃ(苦笑)



≪Come up≫
作詞・作曲:かしぶち哲郎
アンカーのかしぶちさんソング。なんでしょうね、≪Frou Frou≫に通じるような感じがしました。しかしライブでは「ポップ・セクシィ・重厚」どれに分類すればよいかよくわからず。かしぶちさん、再度キーボード弾かれてました。あの方の正確な演奏、好きなのですがいまいち感情に乏しいのが残念…。

さてさて新曲がでそろいましたところで、今度はまた少し古い曲を…。



『A.O.R』
≪ダイナマイトとクールガイ≫
作詞:鈴木慶一 作曲:岡田徹
前奏で歓声とガッツポーズをしたのは私です、ごめんなさい!『A.O.R』の岡田さんの2曲、好きすぎるのです (《ダイナマイト》は知りませんが《さよならを手に》はディヴォースソングだったのですね、失敬。でも《ダイナマイト》のほうがディヴォースっぽいのですが)。♪さっき出会った男が 砂にかわってる♪はドイツ語訳もしたので余計にお気に入り。新歓のカラオケでこれを歌ったら、友達がしみじみと「歌詞が意味深だね…」。ホント、そう思います。慶一さん、最後のフレーズを「昔出会った 男は」と歌ってらしたの、わざとかしら?まつがいかしら?



そして
『MoonOver the Rosebud』
≪Cool Dynamo, Right on≫
作詞:鈴木慶一、作曲:岡田徹
続きもの。これで聴くの3回目ですが一番素敵な演奏でした。やっぱり《ダイナマイト》とセットで演奏だったためかしら。出だしの音程もとれていたし、岡田さん機械も好調。そしてくじらさんが歌いながら少し横に動いて下さったので隠れていた岡田さんもよく見えました。今回はファンと歌うことはありませんでした…先月ロフトでは裏声で私も先輩の曲を歌えて幸せだったのに。

それが終わりまして、おそらく名古屋・大阪で学習積みの方でしょうが歓声、立ち上がる人もたくさん。ふーちゃんが得意げな顔をしている。



『モダーン・ミュージック』
≪モダーン・ラヴァーズ≫
作詞:鈴木博文 作曲:鈴木博文、岡田徹
やはり。定番ですvな感じで演奏して下さりました。もともとはレトロな曲なのですが、今回は非常にパンチのきいたアレンジでした。去年のAXとは言わないまでも、ステージ上を走りまわる博文さん。サービス精神満載。アドベンチャーコンビの相方、岡田さんも渾身のキーボード。

しかし…。この曲、この演奏の軽快さを最初から最後までずうっと支えていたのはくじらさんのマンドリンだと信じてやまぬ。敢えて、くじらさんに拍手です。



ファンの興奮が最高潮に達したところで、再度ふーさまにスポットが。じーんとベースが響くのを聴き、脳裏に2つの候補が。
1=銅線の男(しかし岡田さんがアコーディオン持ってない)
2=ニットキャップマン外伝



『Bizarre Music for You』
≪ニットキャップマン外伝≫
作詞:鈴木博文 作曲:白井良明、岡田徹
第二候補でしたvこれってもしや、外伝じゃないほうもやるのー?と淡い期待を抱きながら…(もうホント、アホでごめんなさいです)う〜ん、これは2月のLOFTでの編曲のほうが好きです。歌のほうはふーちゃんと番長のラップ、カッコよかったのですが。



ライブ終了後、前の席に座ってらした方が「フジオさんとぼくって○○だったんですねぇ〜」と…(一応ネタばれ厳禁のため伏字)。
はい、私も初めてこの曲聴いたとき、驚きました。でも切なくていいじゃないですか、博文さんの詩に乾杯です。

さて、演奏が終わると同時にくじらさんが
「ヤッホーっ!」
ビットールさんの美声を待っていた私の期待が音を立てて崩壊していきました。 ドント・トラスト・オーバー・還暦!



『P.W Babies Paperback』
≪ヤッホーヤッホーナンマイダ≫
作詞:坂田明 作曲:白井良明
今回はくじら先輩と「ヤッホー!」先頭だから遅れると恥ずかしいですね…。2番の番長の歌がすごい。すごみが効いて、リズム、歌い回しとにかく凄い、最高の一言!すごいよ〜ばんちょ〜と小声で叫びながら拍手拍手です!!



さて、3月ライブと同じくメンバー紹介。調子よくくじらさんのトランペットが終わった後、「ジャス還まであと2日」ととってもうれしそうな岡田大先輩。…これが長いのなんの!「今日の服装の説明をする」から「人生は思ったより短い、恋せよ乙女」まで、岡田さんたったひとりの独壇場。だれか私の足もとに隠れる穴を掘ってください!!


まあ、なんでしょうね。いうなれば「ビットール・オカダのアリア」


要は洋服の赤の度合いで「アラ還度」を表現したとのことです。くじらさんとかしぶちさんは来年、ジャス還で赤多め。慶一さんは半分赤。ばんちょとふーちゃんは、まだまだ赤少ない(←これ支配人が4月15日にオフ日記のイラストに添えたコメントとどんぴしゃで吹きました)夏秋さんはまだまだアラ還には程遠いので「黒」。「赤と黒」ですか…やっぱり。


「そしてボクはあと2日、2日で100パーセント赤〜♪」と叫ぶ岡田徹さん…老いを楽しんでいる偉大な大先輩。 もうコメントのしようがありません…還暦祝いのメッセージは書かさせていただきましたが。


「イジョウ・オワリ・アリガトウ」


渾身のロボット調ボイスのアリアが終わりました…。お疲れ様でした、さすがのビットールフェチの私もげんなり、疲れました…。


忘れられたように白井良明先輩。ギターの「ギュイーン(間)ギョイン!」の音が「シライ〜(間)リョメイ!」と聴こえました^^*


まだまだ元気元気のかしぶち哲郎。良明さんがミネラルウォーターコールをしようとしていました(後日談)。


そして今回はちゃんとベースを弾いた、鈴木博文さん←前回は慶一さんが「ベース、鈴木博文!」って言ったにも関わらずハーモニカ吹いてらした。
鳳は夏秋さん。


慶一さんは煙に包まれてギター演奏。番長がすかさずその煙をあおいでました、アドリブ大将・大賞、白井良明先輩です。


メンバー紹介終了後、まっぴら節。…そうです、このメンバー紹介、《ヤッホーヤッホーナンマイダ》の内部だったのです!!ビットールのアリアのせいで忘れておりました。皆でまっぴら・まっぴらと手拍子を打って、締め。



続いて、慶一さんの掛け声!
『Bizarre Music for You』
≪BEATITUDE≫
作詞・作曲:鈴木慶一
やはりこれでした。これがないとなぁ〜というくらい大切な歌です。支配人もカラオケでは絶対唄います、それもすごく熱をこめて。ともあれ、コーラスもすごく素敵なのです。間奏は、くじらさん対慶一さん、博文さん、良明さんで花一匁(?)。ごめんなさい、摩天楼(くじらさん)が離れてくださって岡田さんがよく見えて…花一匁無視しました。岡田さん、このときだと思いますが、さすがにお疲れの様子で椅子に座って弾いてました。もう98%60歳で、本当、お疲れ様です…。



さて。至福の果てにたどりついたところで、
『最後の晩餐』
≪Who's gonna die first?≫
作詞:鈴木博文 作曲:白井良明
なんとまあ肝が据わったアラ還たちです…。ここで、「一番に死ぬのは誰だ?」が来るという選曲。感服いたしました。あまりに嬉しくて立ち上がり、番長に拍手。番長の「徹底したお祭り騒ぎ」の炸裂する一曲。音程、リズム、歌い回し。再度、良明さんの唱歌力?にぐぐっときました。ご自分が書かれた曲にとことん愛をこめているな〜そんな感じです。

この曲を聴くたびに、「一番に死ぬ」危険に立たされたのがくじらさん…というのをメンバーの誰が想像できたろう…と思ってしまう。ともあれ、くじらさんも岡田さんもピンチな状態を「チャペルの神様」に救っていただき、なによりですv(なにを勝手に決めているのか…) →「チャペルの神様」:立教大学にいるという奇跡を起こす神秘的存在…らしいです。結構有名です。



そしてとりあえずここで演目は終了。これよりアンコールであります。



『MoonOver the Rosebud』
≪WEATHER MAN≫
作詞:鈴木博文 作曲:岡田徹
やっぱり…;やはり夢は正夢でした。岡田さんも変調ボイスで懸命に唄っておりました。しかしアリアで相当力を使い果たしたと見える。変調からちょっと漏れた彼自身の「美声」がすごくまったりと耳に心地よく聞こえてしまいます。良明さんと博文さんの若年(しかし55歳)ギターもすさまじく。がしかし、何より岡田さんのキーボードが狂いまくってまして。楽譜あるの?と思わせます。ないのかもしれませんが…。キーボードの音も聴こえる聴こえる!もうすぐ60歳なのに器用に指を動かして得意げに旋律をなぞる岡田さんは大学の大先輩としても、鍵盤プレイヤーの先輩としても、私の心の支えであります。

そしてまた敢えて空耳。♪雨はトカイの屋根をぬらして〜♪
さらなる空耳♪ずうずうしいケド ほうぼうに穴を掘る♪←確信犯



アンコール2発目は良明さんの明朗なギター音より。うわ〜これなんだっけ…と頭の引き出しを。
『DON'T TRUST OVER 30』
≪DON'T TRUST ANYONE OVER 30≫
作曲:E.D Morrison
そうです、≪Who's gonna die first?≫に次いでメンバーの度胸に感銘を受けたこの選曲。
歌詞はもちろん
DON'T TRUST ANYONE OVER 30
DON'T TRUST ANYONE OVER 40
DON'T TRUST ANYONE OVER 50
DON'T TRUST ANYONE OVER 60

くじらさんが一生懸命「30だよ〜40だよ〜…」と手で示してくれています。今回は一番遠くからですが、答えてしまったり。60を片手で表現するのはなかなか難しいですなぁ。20代までは人は他人を信じて良いのだろうか?逆にそれが気になってしまう、岡田さんの3分の1しか生きていない人間がここに約一名。 みんな支配人のことはあんまり信用しないでくださいね…。



「60代を信じるなっ!」と言い残し、騎士団がぞろぞろと退場。これでおしまいかな…と思ったのですが、考えてみればお辞儀がない。ということは…と待っていたら、岡田さん以外の全員が新しいTシャツに着替えて入場しました。…そこまで赤に固執する岡田さんが大人げなく微笑ましいv(のか単に新しいTシャツがはまらなかったのか…こちらの説の方が有力に聞こえるのが悲しい)


アンコール第2弾はメンバー全員がステージの前、中央に勢ぞろい。普段後ろで見えない、かしぶちさんや岡田さんもよく見えて嬉しい〜v慶一さんがマンドリン番長がアコギという非常に素朴で牧歌的なアレンジで…さて何をやるのかしら…。番長が岡田さんに「岡田さん!(笑)」と声をかけているし。

とぞくぞくはしたのですが。慶一さんの一声、「次のリボリューション!」



『マニラ・マニエラ』
≪スカーレットの誓い≫
作詞作曲:かしぶち哲郎
♪Ja Ja Ja Ja Ja Ja〜♪
独文専修&ダイワスカーレットのはぐれファンだった私が心から愛するかしぶちソング。この曲に触発されまして、学校でヨーゼフ・ボイスの本を借りはしたのですが他の課題図書で忙しく全然読めませんでした…。今世紀に読んでやる!

“バラがなくちゃ生きてゆけない〜”ドイツ語ではなんというのか…興味深いです。
単純に訳すとOhne eine Rose kann ich nicht leben!のはずです。



もう一曲
『青空百景』
≪青空のマリー≫
作詞:佐伯けんぞう、ムーンライダーズ 作曲:白井良明
ウソでしょう…この≪スカーレットの誓い≫と≪青空のマリー≫、私がことに愛する、80年代のソング。それを一度に聴けるというのは。なんというvそして楽器も弦がマンドリンとアコギとガイゲだからなんとも素朴な響き。アレンジもとても素直で素敵で。もう、番長は罪な男ですぜ(なぜ番長限定v)


あとから伺ったのですが、これは東京公演限定だったそうです。これは予期せぬ音楽の贈り物、すごくうれしかったです!


これですべて終了。



カーテンコール…ではないですが大感謝のお辞儀。うおぉおーっ(落ち着け)、 岡田さんが帽子とってくれた〜!! ロマンスグレーv額にかかる前髪とか。悩殺ものです、また怪しくなっております!岡田さんは帽子とっていたほうが哀愁が漂った顔立ちになって素敵なのです、私の見解といたしましては…。


退場する際に、ロボットみたいな動きされていた岡田さん…、また何を意味しているのか、もちろん何も意味してないのでしょうが。ばんちょはピックをバラまいたあと、メガネをぬぐいながらの退場。ばっちり素顔の横顔、拝見しました〜良明さんの素顔、大好きです。



疲れました…。総演奏曲数、23曲(除:ビットール・オカダのアリア)。重たい楽器をもって立ちっぱなしの前列4名には特に拍手です。


アラ還6名、攻めのツアー!これにて無事終了〜。



作曲者別演奏曲目内訳(敬称略)
武川雅寛=1曲
かしぶち哲郎=3曲
鈴木博文=3曲
鈴木慶一=5曲
白井良明=5曲
岡田徹=7曲


驚いてはいけない!2月の新宿LOFTライブでは良明さんの曲が8曲も演奏されたのだから!



改めて確認すると弱年ふーちゃんソングに始まり、弱年ばんちょソングに終わったアラ還&岡田さんのジャス還祝ライブでしたv



あとがき
自分で書いたものの長さにうんざり…ここまで長くなるともう推敲とかしたくなくなりますです。といいますか大学のレポートもいつもこんな感じなんですよね;くどくならなければたくさんかける分にはとがめられもしませんが…もうちと端的にことをまとめられる人間になりたいものです(だから饒舌家ビットールさんのファンやってるのかも、私・苦笑)






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