2009年7月5日大人の科学マガジン発売記念『マイコン ナイト!』 @東京カルチャーカルチャー

マイコンナイト行ってきました。マイコン=コンピュータの今昔トーク&4ビットマイコンとアナログシンセを使ったミニライブでした。



前置き

相当頭を悩ませていた絵巻物の最終レポートが突然はかどり大完成。約20、000字近くの卒論なみ作品になって終了しました。岡田徹さんにお会いできると思うと馬力がかかります!4ビットマイコンも購入。《マイスタージンガーの芸術の動機》を打ち込んで失笑していました。


勇み勇んで電車に乗り込み、お台場は東京カルチャーカルチャーに向かいます。30分近くも早くの到着。会場のすぐ真下では別のバンドがツアー最終日だったようで人だかりができていました。

一瞬会場間違えそうになりましたが、 「まさかマイコンなんて超マニアックな話を聞きに、 ましてや岡田徹なんて知る人ぞ知るな感じの方のライブを聴きにこんなにたくさんの人が来るわけないし」と思いなおし顔をあげたら、すぐ目の前にガラス張りの建物があって「東京カルチャーカルチャー」と書いてありました。看板すらまだでていないという状況でした。


会場の建物がガラス張りなので中もよく見えます。たくさんの人がせわしなくセッティングやら調律やらをしているなぁ〜…と思って見ていたら突然白髪の小柄な…!岡田徹さんが目の前を横切る!あの瞬間の自分の鼓動を支配人は一生忘れないでしょう。どうして60歳の方に胸ときめくんでしょうか、グルーピーに年齢は関係ありません。


それからしばらくは岡田さんが消えた楽屋の入口をにらんでいたのですが、彼がまた現れる前に開場となりました。整理番号は32番だったのですが、番号関係なく当日券を持っている方からご入場ください。ということでしたので、いいのかな・・・という感じで会場内に…入った瞬間、楽屋から出てこられた岡田先輩と目が合い心臓飛び出るかと思いましたヨ…。すっかりまいってしまってすぐにうつむいて、彼の後姿をそっと見送りました(うしろ指さされ組じゃぁないんだから…)。



年明けライブの時と比べて岡田さん、ずっと痩せてらっしゃったような。最近はライダーズのニューアルバムもありますしご多忙のこととは思いますが、どうかお体だけは大事になさってもらいたいものです。


まあそんなこんなでテーブルにつきまして、ワンドリンク制だったので背伸びしてカシスソーダを頼む…ブラッディマリーは酔うと困るのでやめましたです。ところが、開演を待っている間も岡田さんが頻繁に近くを横切るものだから心中おだやかでなく…。とうとう携帯をとりだし震える手で友人にメールしてしまいました。突然ご迷惑おかけしました。



本題

コンピュータの今昔トークはガチ理系の話でした(当たり前)。今は文学部ですが、高校時代に多少なりとも物理かじっていたのでわかるところはわかったという奇跡…。理科系の話って聞いていて、理解できなくても楽しいのです。おじさんが趣味でパソコンをつくっておられる方だから血統的ものもあるのかもしれません。


ちなみに着用していった洋服は、「アイシュタインTシャツ」です。おかげで男ばっかのなかでうかずにすみました。まあ、去年のフロクde夏フェスの感じからも、「競馬場に行く感覚」で行こうとは思っていたのですが。正解でした。



ミニライブにビットールさん出演。例によって変調ボイスMAXですごーく幸せそうでした。 セットリストは



≪?≫

≪いとこ同士≫

≪ドコモダケのうた≫

以上。

すみません、一番手の歌、曲名難しすぎて覚えられません。曲名がすでにシンセ音だったし…、変な音ひとつ「ボワン」と鳴らして、『これが曲名です』という具合。



ステージと客席(テーブル)が近かったので、岡田さんのコロンとした指…もとい、演奏もばっちり見ることができました、こちらも満足満足!!

ライダーズライブだとたいていはくじらさんふーさまに隠れて見えないんですもの、ビットールさん。ファンとしてこのもどかしさったらないのです…が、あえてこの地味なポジションに惹かれたというのも事実、痛しかゆしですな。



≪いとこ同士≫のキーボードが神業でした。暗譜で弾いてらっしゃるのですね、さすがです(それよりあの難解なドコモダケのうたを空で唄ってらっしゃるほうに感動した)


お帽子はこの前の、3月ロフトの時のでした。ゴーグル付き。あれをかぶって低い変調ボイスをはかれると、本当にマフィアのボスに見えます…おっかないです。



思い出

ライブ終了後、いろいろと悩んだは悩んだのですが、後悔先に立たずということで覚悟を決めて楽屋から出てきたビットールさんを引きとめてしまいました。第一声が問題ですよね、こういうとき。なにせ相手はこちらを知らないわけですから。良明さんの場合は、ブログという交信手段があるのでいくぶん楽ですが、岡田さんの場合はそうもいきませんし…で、おずおずとしかし急いで偉大なる大先輩の御背中を叩いて「岡田さん!…はじめまして、ライダーズの大ファンです」と。帰宅後、丸一日は手を洗えませんでした。霊力授かりました、これで実家のピアノ、弾きまくります!



そんなこんなで少しだけおしゃべりさせていただいたのですが、なんだかもう話上手というのか、こちらが1を言うと10で返してくださるお方で口下手な私ですがすっかり助かりました…。やっぱり職人、いや親方(マイスター)ですなぁ、岡田徹先輩!


とりあえず、「ジャス還おめでとうございます、色紙の方にも一言添えさせていただいた○○ですが」と直接祝ってしまう。以前本名でメッセージを送ってしまったので念のためというのもあって本名名乗ってしまいました。かまうものか、偉大な先輩だから!HNでの交流はごめんだぜ。そして本当、何度でもいいます、おめでとうございます!♪いつまでも素敵でいてね♪



そこからは話の主導権が先輩にわたりまして、岡田さんのほうから「東京の出身なの?」と聞いてくださったので、「静岡から上京して、いま、立教大学に通ってます」なことを言ったら先輩も「ああそう〜!」とすごく嬉しそうな感じになりまして。


「いい大学だよなぁ〜」としみじみおっしゃってました。


立教大学がそれとなくでてくる≪まぼろしの街角≫を聴くとかなり鬱になるのですが、作詞・作曲者ご本人からそのようなお言葉を聞けて心が晴れました。


大先輩も母校を大切にされていると知ってこれほどうれしいことはありません、この大学に受かって本当よかったと身にしみて思います*学業以外にも大切な気持ちってあるように…ね。



「オパスなの?」と聞かれたので「残念ながら違うのですが・・・」と口を濁してしまいました、すみません(応援はしております)。そうしたら岡田さんもすぐに話題を変えてくださって「何年生?何学部?…文学部なの、ああじゃあ、くじらと一緒だ!日文?」と会話がぽんぽん弾んでゆく…。「ドイツ文学です、ああ、でもライダーズの曲ってドイツっぽいものが多いですよね、私には『マニラ・マニエラ』が特にドイツっぽく聴こえます」。



言いたいことを言い切りました! この告白ができればもう神聖ローマ帝国が塵と化してもかまいません!



最終的に岡田さんが「また立教にもいこうかな」な感じになりましたので、「もうもう、いつでも遊びにいらしてください!」と力強くお答えしまして、別れました。



感動のあまり頭が正常でなく、失礼なことばっかり言ってしまったような気がします。 申し訳ございません!!



ライブでハッスルされたのか大先輩の御背中に髪が2本…。銀色に輝いている…払いたくても払えぬもどかしさと、そんな自分のアホさ加減にもだえ苦しみました…。 馬の毛ならお守りになりそうですが、岡田さんの髪の毛お守りにしたら正真正銘の変態ですね、それぐらいの分別は持ち合わせている…つ も り です。


そういえば、岡田先輩、ライブ中はジャケット羽織られてストール首にかけてらしたのに、ライブ後は半袖の黒Tシャツ姿になられていました(もう赤は冷めたのね)。岡田さんの半袖姿なんて、月面サマーツアーのDVDや晩秋のジャパンツアーのメンバー紹介のところでぐらいしか見たことがなく…。いつでも厚着をされているイメージだったので、珍しいものを見た感じです、なんてことないのですが。



ともあれあまりの嬉しさにしばらく呆然としてしまいました。あんな素敵な方と(40歳も離れてますが)校友で幸せです。それも、岡田さんの後輩になりたくて立教大学受験したわけでは全くないわけで…すべてが偶然の奇跡というやつなのです。なんとも甘美な運命です。




…くじらさんと学部メイトっ!? 実はいまだに(2012年3月現在)実感がわいてないのですが。あのくじらさんと。あの 天才くじらさんと。 あの 全知全能のくじらさんと学部メイト!?


おお。


あえて文学部にしたら…数値上だと法学部も受かるところだったのですが出願してなくて幻に終わったのです。が、それも救われました。 岡田さん・くじらさん・良明さんの後輩というだけで生きていくのが精いっぱいなぐらい 身に余る光栄なのに…。


くじらさんの学部メイトなんていったら恐れ多くて崖から飛び降りるしかないです!



あとでおずおずとお尋ねしたらビットールさん法学部出身だってのたまうじゃないですか(笑)
形だけでもセンター入試で出願しておけば…でも合格したのに蹴ったのと出願すらしてないのとでは大きな差ですな*ともあれビットールさんとは「まぼろしの学部メイト」となってしまいましたです。






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