2009月10月03日ムーンライダーズミニライブ&サイン会@新宿タワレコ

前置き

本日は『Tokyo 7』リリース記念ミニライブ&サイン会なるものが新宿のタワーレコードで開催されました。
ライブの後は精神状態が少なからず異常になるのでさきにドイツ語の書き取りをやっておく。
これがどうしてどうして結構すんなりと終わるが、
「sich setzen」「座る」
「gegenüber」「〜と向かい合って」
「unruhig」「落ち着かない」
の新出単語3つに「岡田徹さん向かい合って座ったら心が落ち着かない」だろうな〜
…と脳内妄想激しく胃が痛くなりましたv

書きとり終了後行く準備。
まずはCDとサイン券をタワレコの袋につつんでカバンへ。
それから、前日立教大学で買った差し入れの立教クッキー3袋24枚。
ちゃんと、
6人で食べることも
立教派閥3人で食べることも
甘党さんがこっそり一人で全部食べちゃっても
大丈夫な量です!
…本当は一袋かなり高くて、6つ買うと財布が悲鳴で。それでこの様なのです。
そのクッキーの袋をとても大きな袋に入れる。
そしてその袋を代表して本命の岡田徹先輩にお渡しするという寸法です。
それが、袋がずうずうしいぐらい大きくて…。
でも小分けでは代表して岡田さんに渡せないし…
立教の袋はそこそこセンスがよくて気にいっているのですが、中庸のサイズというのがないのが残念です。

ともあれ、すべての準備が整ったので新宿へ。
大丈夫と思っていたのにやっぱり道に迷いました。
「高島屋…高島屋」と思っていたのに反対側に出たらしく。
会場に入った時にはもう開演間際でした。

あまりの混み具合にステージの向かって右端にぐるっとまわったらそこは幾分すいていたので「すみませーん」と入れてもらう。

それと同時にメンバーの呼び込み。
くじらさんの頭とトランペットが見えました。
慶一さんはオーストリアで買われた紅の不思議なお帽子。
続いて良明さん、入場時は帽子かぶってなかったと…(あとでおでこの流血を隠すため?プットオンされました)。
そして、岡田徹さん、かしぶちさん、鈴木博文さん。

おお、まさにgegenüber 岡田徹でした。
目線上に主だった障害物もなく。
椅子の角度的にも岡田さんがこちらを向いておりました。
ちょうどよっこらせっとアコーディオンを持ち上げるところも見れてv
道に迷うのも悪くないですね。これからもポリアンナ思考で生きていきます。



そしてまずはニューアルバムの紹介

慶一さん→なんて言ったか覚えてないんじゃけん、岡田さんと向かい合わせになったせいで気持ちが高揚していて(コラ)。
一曲一曲の間のブランクが狭いのは白井がせっかちだから、なことをおっしゃっていました。
ブランクは0秒にセットしてあるそうです。
あと、今回落ち着いて完成した曲をすべて聞いたのはCDになってからなので
とても新鮮な?なんともいえない気持ちです、なことを話されていました。
それから、来週のDrive to 2010は絶対来てくださいという告知も。
死ぬ前にあのライブ行っておけばよかった!と後悔するぐらいに、楽しい企画を用意しているようです。



くじら先輩→逆に曲と曲のブランクが長く感じる、と。
年をとったので小さな音が聞こえづらくなってきたのかもしれない、と自嘲気味な彼はとても立教系



良明先輩→だって年取るとどんどんせっかちになるんだもん!という感じ。
それなのにアイポットの中身は一曲一曲の間に2秒ぐらいブランクをいれてらっしゃるとか。
で、おでこの怪我はリハーサル中にギターのヘッドをぶつけたそうです…。
ばんちょ、気合にこちらはこんがりと焦げたいい人生ですわ。



岡田先輩→マスタリングされた曲がでそろうのにすごく時間がかかって
「どうしようどうしよう」なことになったのは今回が初めてです。な話でした。
2,3曲、ぎりぎりまでマスタリングされた曲が上がってこなかったらしく。
ただ、普段は3,4人に任せるマスタリングを、今回は1人に任せたので全体的に統一感があっていい感じになりました
、とのことでした。



かしぶちくん→「言いたいこと全部言われました。よろしくおねがいします」。
いつもながら控え目なMCです。寡黙な男だからなぁ。
それからソロアルバムも、もうすぐ発売ですね、と紹介されてました。
…がなんかよく覚えてない。そうです、岡田さんが目の前でカメラ覗き込んでいるんだもん!
(結局岡田さんのせいか。岡田先輩、頻繁に写真を撮っていたようですが何に使う魂胆?)



博文さん→おおとりなんて俺に大役背負わせましたね、と一言。
どんな皮肉をかますかと思ったら、
「まあ、33年間も音楽活動をして、駄目な曲ってものはできないと信じて作りましたから(俺はいろいろ言いたいことあるけど)」
という。
非常に素直なコメントに、ニューアルバムへのメンバーの意気込みが逆に感じられました。



それから、新しいCD,DVD情報の告知があって、ミニライブです。
「ギタリストがギターのヘッドをおでこにこっつんするようなバンドのライブ」です!!



本題(ミニライブ)

≪タブラ・ラサ≫
作詞曲:かしぶち哲郎

これは絶対にやると思った。
かしぶちさん、前作の≪Come Up≫から新しい曲想を開拓しているような気がするのは私だけだろうか。
初めてこの曲を聴いたとき、「かっしおじゃないもん、これ!」とか思ってしまいました。
それから何度か聴いているうちにすんなりと耳に入るいい曲になりましたがね。
スピード感と正確なリズムがカッコいい。
今回は岡田さんはすべてアコーディオン、かしぶちさんは小さな太鼓を用意されてました。
ほとんど岡田さんしか見えなかったので、彼しかコメントのしようがないのですが、
≪タブラ・ラサ≫はアコーディオンのかなり上のキーだけで演奏されているんだなぁ〜と。
普段は、かしぶちソングというと汗まみれの岡田さんも今回は横にいるかしぶちさんと微笑みあいながら涼しい笑顔、
とても素敵でした。



≪Rainbow Zombie Blues≫
作詞曲:鈴木博文

これは結構意外だった。
良明さんか、慶一さんの曲をやるかな、と思っていたもので。
岡田さんがあわててマイクの角度を代えているし、おかげさまでアコーディオンの音がよく聴こえるようになりました…。
これはあれです、≪アイスな僕とアイアンな君≫にどことなく似ている感じの曲。
博文さんの唄い方もそんな感じな気がします。
私の立ち位置からは見えない前方三人からこの曲の持つ独特なムードが「ぎゅい〜んぎょい〜ん」と聴こえてくる。
そしてアコーディオン。

なんだかとても不思議な、しかし粋なものを聴きました。
博文さん、「埋立地〜」がすんなりでてこなかった模様^^;



≪6つの来し方行く末≫
作詞:鈴木慶一 作曲:岡田徹

出だし、前のギターとちょっとずれそうになりながらも、岡田さんのアコーディオンがメインの前奏。
そしてくじらさんのトランペットが受け継いで。
そして歌は1人1人唄い次ぐスタイルはアルバムのまま。
私は幸か不幸か8月生まれなので慶一さんと一緒に唄えますわ。
でも歌詞的には4月に生まれたかった(みんなにお花あげたい)。
かしぶちさんが歌詞を読むためかメガネをかけてらっしゃいました。
かっしおのメガネは写真ぐらいでしか見たことがなかったからなぁ、とても新鮮でした。
そして、個人的には良明さんが「考えすぎても〜」の「か」をすごくジェントルにマイルドに発音してくださって
ホントよかったと思いました。
アルバムだと、「カッんがえすぎ〜ても〜」とこの「か」が強くて
岡田さんのかわいいメロディにはちょっと…な印象を受けていたのでね。
そしてその良明さんが唄っている間にマイクを自分へ向ける岡田さん。
彼のだみボイスが「ぶ〜ん」とこっちに飛んできて、カバンが微動しました。 すごいもの受け止めました。



ライブは以上でした。
このあと良明さんの≪笑門来福?≫とかやったらファンが喜んでいいやら怒っていいやらになりますヨ(つっこむ方面はそっちかい)。



本題(サイン会)

サイン会。
勝手にメンバーの並び順は左から
「岡田さん、かしぶちさん、慶一さん、良明さん、くじらさん、博文さん」
と思っていたのに
(ホラ、それでこっそり岡田さんに「クッキー、岡田さんが一人で全部召しあがってくださってかまいませんからネ」って言おうと思っていたのです!)、
「良明さん、慶一さん、岡田さん、かしぶちさん、くじらさん、博文さん」でした。

くじけました。

クッキーの袋を片手でつかんで、もう片手はCDのジャケットを握って、恐る恐るふーさまにジャケットを渡す。

博文さんは一度お会いしたことがあったので何か声をかけようかと思ったのですが何も言えませんで。

それより脳内は「クッキー=岡田徹」でしたから、もうくじらさんもかっしおもスルーで岡田さんの前に。
立教クッキー3袋24枚を岡田先輩に渡す!! もちろん全員で召し上がってください、と(中にこっそりハンドメイドのフロランタンも入れておいたのは内緒です、誰の口に入るやら…)。
慶一さんの剣幕、怖かったです。

こわごわ、岡田さんに「この前何かで( 本気で忘れてました、マイコンナイト)お会いしました…お久しぶりです…」
と話しかけると、岡田先輩、「何かのイベントで会ったよね」と私のこと覚えていてくださいました…
2人してマイコンナイトを「なんか」にしたのはわざとでないと信じたい!!
で、良明さんに「立教の学生さんだよ」と…!やはり岡田徹は福の神でした。

ところが良明さんたら、「あ、ああ、立教生だっけ!!
…ちゃ、ちゃんと私、良明さんのブログに「立教生です」って書きましたよね?!
なんか不安になってきてしまいましたヨ。
それから、はっとして、くじらさんにも軽く会釈〜
くじらさんも「覚えてるよ」なニコニコ笑顔で返してくださいました、恐縮のあまりです!
ありがとうございます^^

振り返ったら、良明さんが「何学部?」
「文学部なんです、くじらさんと…」
「くじらといっしょじゃん!」と慶一さんが!!
まさか突然慶一さんが反応してくださるとは思わず、良明さんからジャケット受け取りながら、
カバンにつけていたどせいさんの缶バッチ(遥華なるき様作)を慶一さまにお見せしました。

「あ〜ハハハ」と慶一さんが嬉しそうな顔をしてくださって。
このどせいさんバッチ、いつかMOTHER関係者に自分がMOTHERファンであることのアピールに使いたいと夢見ていたので。
願望がかなってしまいました、それも尊敬するミュージックディレクターの慶一さまにお見せできて。
MOTHER&ライダーズファン冥利につきます。



結論

かっしおを完全に無視してしまいました!!
もう、彼は私の心のよりどころなのに!!!



あとがき

サイン会終了…あの短い時間にあまりに濃厚なものがつまっていて放心していました。
岡田徹さん、灰色のカーディガンですてきだった^^
ともあれ新しいチラシ、落とさないようにしなくちゃです。
新しいチラシ、裏側の岡田さんがどことなくパタリロに見えるの私だけですか?!

その足でDVDを買う。古い奴。まだ岡田さんの髪が黒いころのやつ(それでも40歳ぐらい)。
単に、アンコールの≪独逸兵のように≫聴きたさです!! 岡田さん目的ではないようですな。

そしてサイン会場に戻って、ライダーズファンの方と挨拶をかわし(ありがとうございました^^)、岡田徹さん
…じゃなくて騎士団傍観。

そしてサイン会終了で、再度6人に手を振ってイベント終了!…でした!!

ばんちょのスニーカーが金色なのはなぜなんだろう…。まあゴム長靴じゃなくてよかったですが。






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