2010年12月10日 moonriders Pre Flight @渋谷AX

12月10日金曜日渋谷はAXでムーンライダーズ今年最後のライブがありました。夏休みは帰省中で東京にも北海道にも駆け付けることのできなかったこのおぺらお〜、3月以来のライダーズのライブ、たっぷりと堪能してまいりました♪


 

セットリスト

《地下道 Busker's Waltz》
《ダム・パール》
《さすらう青春》
《バックシート》
《鬼火》
《ブラッディマリー》
《さよならは夜明けの夢に》
《独逸兵のように〜シャルロットへ〜》
《スイマー》
《檸檬の季節》
《Frou Frou》
《犬にインタビュー》
《今すぐ君をぶっとばせ》
《モダーン・ラバーズ》
《スプーン一杯のクリスマス》

《くれない埠頭2010》
《ゲゲゲの女房の歌》
《ガールハント》


 

舞台配置と前置き

舞台配置はおなじみこんなかんじ
後:ビットール、夏秋くん、かしぶちさん
前:くじら、慶一さま、ふーさま、ばんちょ

それではまた例によってつらつらえんえんと書いてまいりたいと思います…。

さてそんなわけで久しぶりのムーンライダーズのライブ♪そして渋谷AXは実に去年の4月以来。かすかな感覚と記憶を頼りにてくてく歩き、開演15分前、無事、ライブハウスにたどりつくことができました。

そして座席は1階K列6番(Kいちの6でなし!・失礼;)。
ちゃんと左から6つ数えたはずなのに座り間違えそうになる…さて着席しまして、まず悩みの咳が止まらなくなってきたのでお水と薬とのど飴をば…!と突然アテンションプリーズ、白井良明ばんちょの口上読み上げがありました♪

「ホール内でのご飲食は禁止となっていますので、エントランスで思う存分楽しんでください!」
(咳止め飲んじゃった&のど飴まだ口の中…!)
「ホール内での録音・撮影は禁止です。発見した場合は即没収し、将来CD化して売り出すかもしれません!」
(まじめに録音機の電源入れようかと思ってしまいましたよ・笑)
「ホール内の椅子によじ登る、ホール内を駆け回る行為は大変危険です!お互い、年齢を考えましょう!」
(良明さんにいわれちゃあおしまいだなぁ!)

…ということで早くも場内がほのかな笑いに包まれたところでフェードアウト、そしてトランペットの音。赤いランタンを手に入場してきたのはかしぶち&くじら。

トランペットを吹いていたのはもちろん、くじらさん。 とら年年男だけに「トラ」ンペットとはまたライダーズならではの上品な引っかけ。そしてかしぶちさんは真っ赤なマフラーを首に、くじらさんは赤のシャツとズボンでご入場。



 

本題

『P.W Babies Paperback』
《地下道 Busker's Waltz》
作詞・作曲:武川雅寛
まずはくじらさんのこの曲!くじらボーカルの、かしぶちさんはくじらの横に置かれたドラムスを優しくストローク。当然のことながら実にアコースティックで静かなアレンジ、くじらさんの美声が響きます。もうすぐご還暦、くじらさん本当におめでとうございます♪


 

一曲演奏し終わりまして軽くご挨拶
くじら:「今朝、家の庭でもぐらが死んでまして…もぐらって可愛いですね〜でも土ほっちゃって、こんなにこんもりして迷惑ですが…。それからカメも迷い込んできたみたいで」
かしぶち:「(ギターを首にかけながら)長くなりますよ〜(苦笑)」

くじらさんのお家はもぐらやカメさんが出てきたり、野みかんが咲いたり…なんて牧歌的なのでしょう*



 

『アマチュア・アカデミー』
《ダム・パール》
作詞:かしぶち哲郎 作曲:白井良明、鈴木博文
お次はかしぶちさんのレパートリーからこの曲。ギターを弾き語りするかしぶちさんのなんとオトナで優雅なさま。静かな絃の響きの中にこだまする彼のデモーニッシュな歌声
そんななか、ふらふらと還暦先輩の岡田さんが入場、くじらさん、かしぶちさんと唄い合わせる形。こんな形で《ダム・パール》を聴けるとは思いませんでした♪

《ダム・パール》終わりまして良明さんにふーちゃん、夏秋くんも参上!良明さんが赤いシャツに黒のジャケットなのに対し、ふーちゃんは全身黒づくめ。リーダーさんの入場を待たずしてお次の曲は、


 

『P.W Babies Paperback』
《さすらう青春》
作詞・作曲:かしぶち哲郎

かしぶちメドレーが続きます!今までのアコースティックなムードから一転し、ドラム2台のギター2台で非常にパンチの利いた重厚なアレンジへ! 最後の最後に慶一さんが妙なハイテンションで乱入!原曲の明るさを保ったままのかしぶち哲郎の軽快ポップスにステージも客席も湧きあがります。

…が!くじらに隠れビットールさんが足しか見えない!股か。もとい、又か…。これは岡田リアンの私に対するいじめかなんかですかね(笑)ともあれお約束通り絶妙に本命さんが見えないせいですっかり悶えてしまい、曲のほう全然聴いていませんでした。


 

慶一さま:「還暦がだんだん増えて行きます、なんか実感わかないんだけど…どんな気持ちなの?」
くじら:「うーん、別になんてことなんだけどね…人によるんでしょうね。まあ、病院通いは増えますが…なんとか元気でやっていきますよ」

くじらさんも病院通いされているんだ…彼だけは健康最優良児だと思ってた!(つっこむところはそこ;)
ともあれ、皆さま全然年齢を感じさせないパワーとパフォーマンス、心から感服です♪でもご無理はなさらないでくださいませね…!

慶一さま:「じゃあもう一曲、かしぶちの曲行きます!」


 

『モダーン・ミュージック』
《バックシート》
作詞・作曲:かしぶち哲郎
あんぎゃーす!これが聴ければもう当分私は何も望みはすまい。 もう前奏入った時点でめちゃくちゃうれしくてガッツポーズしてしまったです…お恥ずかしい。そしてとてもまとまりのあるきちっとしたアレンジ→締めのアレンジがまたライダーズ特有の重厚に冗長なもの、ビリビリっと痺れました。ここにきて、岡田さんのキーボードもよく聴こえ、それがまたかしぶちさんの声に合わせてぐっーと響いてまいりましたもので「がんばれビットールさん!」とこぶしに力入れて聴いておりました。

ステージのライトが青ざめた白色に代わり、騎士団皆さん亡霊のようにぼわっとうきあがっているのはまさに「スーサイドソング」ならでは!



『モダーン・ミュージック』
《鬼火》
作詞:佐藤奈々子、鈴木慶一 作曲:鈴木慶一
はわわ…《バックシート》に続きまして『モダーン・ミュージック』から《鬼火》!《バックシート》の興奮冷めやらず、あまりに唐突にこの曲が始まりましたもので余計に放心してしまい、これ…大好きな曲なんだけど、あれだよね、慶一のあの曲だよね…!と脳内すっかり真っ白になっていました。
 

『イスタンブールマンボ』
《ブラッディマリー》
作詞:鈴木博文 作曲:岡田徹
はわわ…《鬼火》に続きまして『イスタンブールマンボ』から私の愛してやまないロマンシンクアドヴェンチャーコンビの《ブラッディマリー》!!こちらはオリジナルにある寂りょう感をさっぱりぬぐい去った非常に積極的なアレンジ。途中の岡田さんのアルペジオ、あれが生で聴けただけで私はあの天使さまに殉死してよいとまで思いましたものです。30年以上経っても衰えぬビットールさんの指運びに、彼の姿は見えずともお涙ほろほろの一曲でありました。



 

『イスタンブールマンボ』
《さよならは夜明けの夢に》
作詞:鈴木博文 作曲:岡田徹
はわわ…(以下同上)
『イスタンブールマンボ』からの原曲通りのアレンジにての演奏、…ってくじらさんがいそいそと脇にそれてビットールさんにスポットが!
まさかまさかの岡田さん渾身のリードボーカル
そして♪見捨てられた〜♪の箇所は相棒のふーちゃんにバトンタッチ。華麗なる、ロマンシングアドヴェンチャーコンビ!もう「ロマンシングじゃない」とは博文さんの弁と言えど、これがロマン派の曲でなくてなんである! と言わんばかりの暗く、切ないアンサンブル。
ビットールさんのピアノ音も物悲しく、そして彼の押しつぶしたような低いしゃがれ声に背筋がぞくぞくであります。ビットール・パパから言われれば「ジン!」ときますね(笑)



 

『ムーンライダーズ』
《独逸兵のように〜シャルロットへ〜》
作詞・作曲:鈴木慶一
岡田徹さん大活躍がさらに続きます♪ かすかなドラム音に岡田さんがソロでピアノ、それにくじらさんがボーカルという形!ついさっきまで凹んでいたこの岡田リアンめ、すっかり生唾ゴックンで御機嫌。
指揮もプロンプターもなく、お互いに目をあわせるわけでもないのにビットールさんとくじらさん、ぴったりと息を合わせて曲を奏でているさま。
なんだかんだいってメンバーの結束の固さをぐっと感じさせます。途中からギター組も加わり、ヒットラーの演説シーンはおみごとそのもの。慶一さんが(私の耳には解読不可でしたが…)渾身の演説!負けじと大音響のギター&ピアノ!
ハイル・ケーイチ!ハイル・ムーンライダーズ!!

慶一さま:「長らくバラードが続きましたところで…ハイテンポなものを!」



 

『ヌーベルバーグ』
《スイマー》
作詞・作曲:鈴木慶一
ということで「スイマー!」…背景の液晶画面がぶわっとモーゼの出エジプトごとく左右に割れてまばゆいばかりの点滅を始めました。ビットールさんがグラサンで青白く輝いてすごくすごーく怖かったよぉ…。たしかにそれまでのしんみりなムードを打ち破るように突き抜ける豪華な演奏!間奏はもちろん「白井ーっ!」!白井のギター&くじらのバイオリンなくてこの曲の肝なしであります。



 

『マニア・マニエラ』
《檸檬の季節》
作詞:佐藤奈々子 作曲:鈴木慶一・鈴木博文・武川雅寛
続きましては珍しい曲。
『マニア・マニエラ』の曲は去年もライブで拝聴しましたが、改めてこのアルバムをライブで演奏することこんな形になるのですね…と思ってしまいます。のわりに、くじらさんボーカル!…以外になんの記憶も残ってないのは一体!



 

『アニマル・インデックス』
《Frou Frou》
作詞・作曲:かしぶち哲郎
来た…!婦人のスカートめくり…げふん、いやいや!
この曲が始まったとたんに客席がバラバラっとスタンドアップ!
まだいいよ…と思っていたら前列の人が立ち始めもともと見えづらかった岡田徹増して見えなくなり! どっこいせ〜と重い腰を上げる(あなた自分は一体何歳のつもり;)。

でも岡田さんも客席に応じるように前かがみに身体を起してくださってやっと彼をがっつり拝むことができました。いつも首から下げている赤いカード入れもよく見えましたわ…長らくその中身が気になっていたのですが大したものではなくて頬が緩みました(失敬)。

ともあれ、《フロウフロウ》です。去年のツアーで演奏した時には、岡田さんの無骨な膝小僧に悲しくなってしまって まともに聴いてなかった《フロウフロウ》です!あえて言わせていただきますとこの曲聴くの、去年のツアーライブ以降です!(どこまでやねんという…;)

本日は幻滅防止のため岡田さんの膝は見ないようにして…。《さすらう青春》について軽快なかしぶちポップスに沸き立つ場内!そして相変わらず、「モンキー」が「猛禽」に…(以下略)



 

『アニマル・インデックス』
《犬にインタビュー》
作詞:佐伯健三、白井良明 作曲:白井良明
婦人やらサルやらが去りまして、わんこの遠吠え。
良明さんが「リピート、リピート!」ま、まさか場所が場所だけに♪世田谷うろつく夜の犬っ♪?!と力いっぱい構えてしまうも、『アニマル・インデックス』続きで《犬にインタビュー》でした!
くじらさんが一生懸命、吠えるタイミングを教えてくれて客席からも「わぉーん」「わぉーん」と犬の鳴き声。が、肝心の曲のほうが、メロディが一向に聞こえてこず気持ちよく勢いだけで進行してゆくという…これはまたキャラがよく出ていて個性的でおもしろかったです。

ばんちょ:「OK! You are good Dogs!」
親分、疲れました…;



 

『THE WORST OF MOONRIDERS』
《今すぐ君をぶっとばせ》
作詞:鈴木慶一 作曲:ムーンライダーズ
そしてやっぱり90年代中期周辺からこんな曲!先のばんちょのテンションにすっかりくたびれた感じの慶一さまが「ははは〜…」で演奏開始。
この曲聴くの本当に久しぶりだなぁ〜原曲がどんなものであったかすらいまいち覚えてないのですが、非常にオリジナルに忠実な素直なアレンジであったと思います。ギターもベースもさることながらですが、くじらさんがバイオリン弾き語って粋なボーカル。この手のナンセンスソングは年代的にも大好きですv



 

『モダーン・ミュージック』
《モダーン・ラバース》
作詞:鈴木博文 作曲:鈴木博文、岡田徹
さわさわっと淡いスポットが舞い降りてきていったいこれは…そして客席から大大大歓声!背伸びしてみたら、 ふーさまがベースを兄上に手渡しニタニタ〜っ。そしてハーモニカ…《モダーン・ラバーズ》でした!

この曲、先日『The Postwar Babies Show』のライブアレンジ聴いていて気付いたのですが、低音のメロディが《まぼろしの街角》のイントロとほとんど一緒なんですよね… 作曲者(=岡田徹)が同じだからかな、と思ってアルバムを聴いてみたら原曲にはそのアレンジがなかったのでライブ限定?! (しかしなぜ《まぼろし》と絡めた…笑)その、《まぼろし》のモチーフが今宵はふーさまのハーモニカから聴こえました。おお…やっぱり同じモチーフだなぁとしばし放心。

…がそんな虚しいムードをぶち破るようにふーちゃんの三面六臂がはじまりましたです…。慶一さんがリードボーカルをとるなか客席に降りてきてファンサービス満載のふーちゃん。客席が輝いて見えましたです…。去年の4月と同じく、かなりアップテンポでパンチの効いたアレンジではありましたが、今日の《モダーンラバーズ》を支えていたのはくじらのマンドリンではなくて、ビットールのピアノだときっとそう思ってまいましたです。


 

慶一さま:「クリスマスソング、やります…ボーカル、かしぶち!」


 

『Bizarre Music for You』
《スプーン一杯のクリスマス》
歌詞:鈴木博文 作曲:かしぶち哲郎
一転赤と緑のスポットライトにステージはクリスマスカラー!
かしぶちさんボーカルでクリスマスソングといえばこれしかないでしょう〜と言うことで! クールできざでセクシィないぶしロマンスグレー、かしぶち哲郎さんにあったかいエール♪ …と思ったのもつかの間、いやに美しく簡素なメロディがボーカルに乗っかって聴こえてくるぞーと思ったら…やっぱり 岡田徹でありました。もうもう…すべてを断念するしかない!原曲ではギターのパート、主旋律をビットールさんがニコニコとなぞっている姿が美しく、私も手元で架空鍵盤をなぞってしまうほどに(以下強制終了
 

かしぶちさんのさわやかなクリスマスソング終了♪


 

慶一さま:「それで…来月、ながらく廃盤だった『ダイア・モロンズ・トリビューン』を再リリースします…ということで!」
岡田徹、キーボード後ろのモニターをいじくる
慶一さま:「《イエローサブマリンがやってくる、ヤア!ヤア!ヤア!》を全員で踊ります!」

…ってそれだけはやめっ



 

『ダイア・モロンズ・トリビューン』
《イエローサブマリンがやってくる、ヤア!ヤア!ヤア!》
作詞:鈴木慶一 作曲:岡田徹
て!の心の叫びもむなしくやってきてしまいました…!
堪忍してください、先輩っ!もうくじらの庭先で死ぬもぐらになりたいですわ*

しかもホントに!ビットールさんが小粋にボーカルをとっているのと、くじらさんがトランペット拭いている、いや吹いているのはべつとしてかしぶちさんもステージ前に降りてきてみんなで踊っているのです…! あんなはっちゃけた月光下騎士団観たのは生まれて初めてだ〜*左から右、右から左と曲に合わせてポーズをとったり、飛んだり、跳ねたり、腕振ったり、なんだりかんだり。最終的にはキラキラのカットテープまで持ち出して、ばんちょ、ふーちゃん、慶一さまと、テープ吹雪の大応酬!

最後の最後に本日の主役、かしぶちさんが最後の吹雪を浴びながら、セクシィに色っぽく!つやっぽく!バタバタバタっとカッコよくひと暴れしすべてが終了しました…。


おじさまたち、お互い年齢を考えるんじゃないのかい…;


すっかりすべてを発散しご満悦の騎士たち、これにて退場。

て、あれ…上のセットリスト読んだら《サブマリン》載ってないのですね…!すっかり忘れておりました;



 

(『青空百景』)
《くれない埠頭 2010》
作詞・作曲:鈴木博文
アンコール一曲目。まずは慶一さんから「Sit down, please!」ははーん、きっとまた『ダイアモロンズ』から《ブラックアウト》でもかます気だな!と思いつつ、いやにながーい、ながーい、序奏の後♪ふきっさらしの♪ときました。

もともと冗長な曲を、どうしてここまで引き延ばすことが可能なのか騎士団みんなにインタビューしたいぐらい。それでも退屈せずに聴くことができるのはアンサンブルが整っているからでしょう。何度聞いても目頭熱くなる名曲です。


 

慶一さま:「メンバー紹介をします!ってもうどうせ知ってると思うけど。なんかみんな言いたいことあるみたいなので!」

ここからやっとこ長い長いMC開始です。


ギター 白井良明
スクラップのCD買ってください&ツアーも始めるので聴きに来てください! 拍手が小さいっ!(ごめんなさい、兄貴ー;)


ベース 鈴木博文
弾き語り四人集のCD売っているので買ってください。もう持ってる人ももう一枚買った方がいいと思うよ。二枚でひと組だから四枚必要なわけです。
(ホント、最近ふーちゃん、いうことがいい意味で可笑しい)
それから、来年のことを言うと鬼が笑っていいかな?来年もソロライブをするので来てください。フライアも今日、お手元に届いてますでしょうか。五円コピーで刷ってきました。日にちは…忘れました!
(ビットールさんがお水飲んでる…v)


ドラムス かしぶち哲郎
映画『世界のどこにでもある場所』の音楽担当しました。2月26日、にーにーろく、オンエア。
ぜひ観に来てください、ムーンライダーズもそれぞれ、演奏してくださいました。
それから、まだあるんですよ…わたしが担当した映画音楽から均等に代表作をピックアップしたアルバムを出します。
2枚組です 、楽しめると思いますのでぜひ買ってください!
それから、ル・グランのライブをこんど博多でやることになりましたので聴きに来てください!
(さすがにそれはむりだなぁ、小倉競馬開催と併せてやってくれたりする?)

バイオリン・トランペット・ボーカル・マンドリン 武川雅寛
(↑千手観音!)
ばんちょ、いそいそとスクラップのCDを持ってゆく
もう…宣伝はいいでしょう。ね。
で家に迷い込んできたカメさんですが、冬眠しちゃったみたいで。息苦しくないんですかね、あれ、水の中で。
(水の中?)
あのまま春まで寝てるんですよね。まあ僕らはそうはいかないので!寝ないで頑張りますよ!
(くじらくんに言われちゃおしまいだなぁ*)


キーボーズ 岡田徹
まず今日のライブでずっと疑問に思われてるでしょうから…というので。

なぜ還暦を迎えたかしぶちさんが赤い服を着ないでマフラーだけ赤で、あと数日で60歳のくじらくんが全身赤なのか


かしぶち:俺が答えなくちゃいけないの?
ビットール:うん♪


かしぶちさんいわく、赤い服がなかったからとのことです(あまりにシュールでまっとうすぎるよ、それ;)。それで唯一のマフラーもなかなか手に入らず、100円ショップで購入、それも長さ足らずでつなぎ合わせたとか。
あんないい感じのおじさまが100円ショップにいたらそれだけでうっとりしてしまいますわ*
で、なぜ当の岡田さんは黒い服なのかといえば、それは心機一転したからなのだそうです。また相変わらず前向き…。首から下げている赤のカードケースは還暦カードなのだそうで。還暦組には岡田さんからプレゼントされるそうです。


さらにビットールさんのMCは続きます。


年末でお財布の口がゆるくなってるでしょうからぶわっと全開にしてcto LAB.のCD買ってください!それから27日に高円寺のHIGHでライブをするのでそれもぜひ来てください!
(チケット予約済み〜♪楽しみにしています!高円寺と言うのでてっきりおなじみジロキチを想定しまい、ジロキチのあの小さい楽屋にどうやってビットールさんがもぐりこむのか妄想の肴にしてしまいましたともさ!←大罪


ところで、テクノ音楽を表現するのに「ピコピコ」はどうも解せなくてね。ピコピコってあれはファミコン音源のことを言うんじゃないかと。
ギターの「テケテケテケ」も納得できないんだけど、良明さんはどう?

良明さん:「俺?俺はテケテケ大好き!」

そうかな…どうしてもケテケテって聴こえないんだよね…あれ。なんかデェケ(ドとヅとデの中間音的な音+ケ)に聞こえるんだけど。
(ギターって「テケテケテケ」なんだ…私ずっと、「ぎゅいーん」「べーん」だと思っていたわ*)


というわけで、テクノの「ピコピコ」に代わる案があったらどしどし送るなりつぶやくなりしてください!


確かにテクノって軽快なものから重いものまではばが広いから「ピコピコ」でくくるのはいささか短絡的かもしれませんね…。
「ピコピコ」はファミコン音源!とこだわる岡田さんの気持ちはよく分かるのですがかといってそれにかわるブリリアントな擬音語…うーん、27日までに考えておきます。



さらに岡田さんの話は続きますv(6500円払う価値ありですわ*)


nAoちゃんのプロデュースをしました、来月出るファースト・アルバムには《エスプレッソで眠れない》なんかもカバーしているので年末財布の口全開にしたついでにこちらも買ってください!
(一ヶ月間全開は厳しいよ、ビットール!中山金杯もあるし…)
以上♪


鳳は夏秋くん、ぺこり。


ボーカル 鈴木慶一
ここまで言って、まだ言うことあるんですが;
4月2日に火の玉ボーイコンサートします。
1月にいろいろリリースします(火の玉ボーイ、ダイアモロンズトリビューン、青空百景ライブ)。
ゲゲゲの女房に続いてこんどは、ドロロンえん魔くんの音楽を担当しました、えん魔くんがどんな感じで出てくるのか…まあ観てあげてください。
そして来年はデビュー35周年ということで上半期は火の玉ボーイライブとかしますが、下半期はまたニューアルバムひっさげて、ツアーしたいと思います!
+…あとご自分のソロアルバムの告知もされてました。


慶一さま:「以上、MC終わり!長々とご清聴ありがとうございました!それでは今年最後のゲゲゲです!ゲスト、小島麻由美さん!」
 

《ゲゲゲの女房の歌》
作詞:鈴木卓爾 作曲:鈴木慶一
♪あっゲゲ♪
今年最後のゲゲゲの女房はとてもコミカルでかわいらしかったです♪
岡田さんが手引きオルガンのようなものを愛おしげに演奏されているのがとても印象的。ゲゲゲの女房のポスター、写真にとるの忘れてしまったなぁ…;



 

最後にもう一曲
『Bizarre Music for You』
《ガールハント》
作詞・作曲:かしぶち哲郎
もうかしぶちさん!本当に大活躍だね!
ステージ中央に立って、マイクも背中につないでもらって、スポットライト独り占めして、最後まで、最後まで、セクシィに軽快ポップスを!今日のかしぶちさんの歌声は素直でストレートなバス・バリトンでめちゃくちゃカッコよかったのです。官能ソングだけにぐぐっとなまめかしく響くところがまた…イイオトナ

演奏終わりはかしぶちさんがメンバー全員に一回一回合図を送る形、あんな華奢なおじいちゃんにあんなすばらしい力があるなんて*ほれなおしました*


 

退場間際、ばんちょに抱きつかれてステージに放り出されるかしぶちさん。最後にもう一回ファンサービスして退場、お疲れ様です!


 

総括
本日のライブは非常に素直でストレートな印象。なかには重苦しく冗長なアレンジもありましたが、それすらもなんの障壁もなくすんなり身体に溶け込んでいく感じ。 齢を重ねさらに深化し続けるライダーズのたどりついた境地?それとも過渡期?ともあれこんなにもすがすがしいライダーズライブは初めてでした。



 

作曲者別演奏曲目内訳
ムーンライダーズ:1曲
くじら:2曲
ばんちょ:2曲
ビットール:3曲
慶一さま:4曲
ふーさま:4曲
かしぶちくん:5曲!


かしぶちさんの曲たっぷりたっぷり&セクシィなかっしお踊りまで拝めてなんともなんとも幸せいっぱい、夢いっぱい!
これで気持ちよく年が越せます!



 




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