26日は南青山はマンダラで
くじらとショーコ
CTO LAB.
鈴木博文トリオ
のライブがありました。
お膳立て
いままでずっとずっと気付かなかったのですが、 いつのまにかCTO LAB.のツェーテーオーのところ…大文字になっていたんですね…!!とてつもなくファン失格な気がしますが、気を取り直しまして。(一度ctoのオーが「Φ」になったときがあったんだが、あれはなんだったのだ・苦笑)
いつも必ずと言っていいほど道に迷うワタクシですが、本日は神の導きでもあったのか、電車の乗り継ぎも、駅の出口も、間違えずに会場に直進することができましたことです。やっぱり本命の力は偉大だな…(違います・怒)
朝目が覚めた途端に、「岡田さん!また手拭い首に巻いてきてくれないかしら?!」 なんて思ったものですが…はてさて。
本題
各ユニットの演奏順は
宇田さん
CTO LAB.
くじらとショーコ
鈴木博文トリオ
でした。
前売りチケットを買っていたのもあってすこし早めに会場へ。チケット受け取るときにケンタロウくんとビットールさんの歌声がエントランスまで響いてきておりました*
さあ、くじらさんと、博文さんのユニットはまったく初めてで曲名は分りませんが、(くじらさんは先日デビューしたばかりですが)非常にキャラが立っていて楽しかった♪
くじらさんのヴァイオリンはいつ聴いても素敵v
くじらさんのズボン吊姿、似合っていてかわいらしい*
そして最後にトランペットを吹くくじらさんの渾身の顔もまたナイス!
ふーちゃんのベースはいつ聴いてもぶれないなァv
とりわけふーちゃんのラストはブルースでしたが、彼のブルース類はどれも味があって聴きごたえがあります。ええ、ええ。ポックロックよりデルタブルースですとも!
そして宇田さん。
去年末のHIGHでのライブに引き続き、自作の楽器ウダーでMOTHERのオープニングを演奏してくださいました。こちらも何度聴いてもじぃんと来ます!ちなみにウダーは(なんとか年内には)学研大人の科学の付録として発売されるそうです。エイトメロディズ自分で演奏できるなら絶対ほしい!!楽しみにしています♪(そのためなら年内といわず年度内でも来年中でも今世紀中でも待ちますとも)
そして
CTO LAB.
であります。
本日のお衣装のイメージは「マリン」とのことで。
イマイケンタロウくんはボーターのシャツ、岡田徹さんは手拭いに、船長さんのような紺のパーカーv
鈴木慶一さんがさまよえるオランダ人ならば
岡田さんはさしずめダーラントでしょうか?
しかし…岡田パパが慶一船長連れて帰ってきたら
ゼンタとしてはどちらを張り倒すべきか悩みますわ*
もとい(怒)
岡田さん、手拭い巻いてきてくれたーっ!あな素晴らしき我が予知能力(違)
ともあれそれだけですっかり興奮してしまうおぺらお〜でありました…。
polymoogさんはといえば、岡田さんの用意したアーマーを羽織って「海猿」とのことでした。元来、CTO LAB.におけるpolyさんの役回りは「マッドサイエンティスト」なので、今夜は「マッド海猿―宇宙にも興味あり」とのことで…。
演目
≪C. DISCO≫
≪Dream Child≫
≪one more thing≫
≪Flashback≫
≪後ろ姿がきれい≫
≪大都会交響楽≫
≪クラッシュ万事休す≫
CTO LAB.のライブレポを書くたびに言っているような気がするのですが、ホント!デビュー当時は≪いとこ同士≫と≪レイダースマーチ≫しかレパートリーがなかったことを思うとすごい進歩したな!と思います…。
だけど、せっかくならまた≪いとこ同士≫、CTO LAB.(テクノヴァージョン)で聴きたいな…。
私のお気に入り、≪Dream Child≫は≪いとこ同士≫と同じ系列、鈴木博文氏作詞のものです。ライブで聴くたびにじわっと目頭熱くなる曲です。今日もまた涙がこぼれそうになりましたです。しかしこの曲、聴けば聴くほど『ベニスに死す』を連想させます…。だけど芸術家岡田さんたちはまだ退廃してはいけませんぞ!!
≪大都会交響楽≫はご周知、映画『伯林大都会交響楽』をイメージした曲。
『カメラ=万年筆』うんとか周年にちなんでリマスタリング&リミックスされたCDにおきまして、 CTO LAB.がこの曲のリミックスを担当したのです。
『伯林大都会交響楽』は自称映画嫌いのワタクシのベスト・フェイバリット映画(笑)。その『伯林大都会交響楽』のイメージ曲をCTO LAB.が演奏するというのは、例えて言うと、ミヒャエル・フォッレがアムフォルタスを唄う感じ…端的に言いますと良いことずくめ♪
原曲の≪大都会交響楽≫は映画の無機質なところ、白黒の無声映画の解説を排除して殺伐とした感じを引き出そうとしているように聞こえますが、CTO LAB.のアレンジは映画のなかのワイマール文化の生き生きとした人々の生活の様子も、ぐっとうまく昇華させているように思います。テクノ楽器の響きを最大限に生かしたステキなアレンジv
≪Flashback≫は
岡田さんの曲にしてはあまりに歌詞(イマイケンタロウくん作詞)が初々しくて…!初めて聴いた時分には、岡田さんの曲とは思えませんでしたほどです(失礼)
≪クラッシュ万事休す≫は2年前のテクノフロンティアのときからの定番モノ。
PVでも踊っているジーニアスの太一さんが本日も踊ります。変調で唄いにくいけど、みんなも唄って!と岡田さん。つ、次のライブのときには唄えるように練習しておきます…!!
…というあたりで。
「テクノはMCを少なく!」とはいつの間に廃れたテーゼか、CTO LAB.の面白さはそのMCにもありますです(笑)こちらも回を重ねるごとに進化の一途をたどるありさま。
まず、ムーンライダーズですが、まだセッションを行ってはいませんが、新譜、出すつもりのようです♪しかしその前に5月5日にみんな疲弊した説。
岡田さん本人も2週間余り風邪を召されていたとか(治ったのにぶりかえしたとか)。咳が止まらなくて…と!私も風邪の後遺症は咳(2週間はおろか一カ月以上続く困ったサンですが;)、同じ症例かも…なんて思うと同情して涙が…!(また超一方的にすみません;)
そして本日のライブのメンツがとても特殊というので、本日のライブ名は
Once in a Blue Moon Night Party
こんな夜めったにナイト!
青い月はめったに見られない(一か月に満月が2回あると、その2回目の月を「ブルームーン」というor火山が噴火して大気中に火山灰が蔓延していると月が青く見える) とのことです。
「こんな夜めったにナイト!」のシャレになんの反応もない!
と嘆く岡田さん…
が!あまりにお痛ましくて、ワタクシ思わず、
「気づいてましたよ!」
なーんて客席から叫び返してしまいましたのです(苦笑) (我ながらなんと単純)
そうはいいましてもナイトには「騎士」の意味もあるから、月光下騎士団とも相まってあっぱれ!日本は古くから言語遊戯をたっとび、ダジャレ道場みたいなものも江戸時代には存在していたそうですよ、岡田さんは日本の伝統継承者であります♪
そしてctoデビューライブで「テクノは手苦悩」なんてぶっぱなしていた岡田さん、それがゆえにワタクシ、虚心坦懐、彼のファンになっちまったもんです。。ダジャレキャラはめちゃくちゃ弱点!
それからPolymoogさんのガジェットの説明などもありました。
フロクdeフェスタのフロクであったシンセサイザー(Polyさんプロデュース、女の子にもウケるようにと、玄関に飾っても遜色ないものを作る予定が、結局黒と赤の体裁になってしまったというアレ?) は、音程が不安定なので、それを安定化させるMIDIを20000円で作ったとか、なんとか。
シンセガジェットは2000円で買えるけど、キーボード化するのには20000円余計にかかる、というオチ。
アンコールは、
岡田さん(ピアノ)
くじら&ショーコ
ふーちゃん
青山さん
夏秋くん
ジーニアス
のみなさんで、
キャンディーズのカバー!
おっ、岡田さんのピアノ…(感涙)5月5日に引き続き、ひと月のうちに2度も岡田さんの生ピアノ拝めるなんて…!!やっぱり2回満月があったに違いありません♪
岡田さんが本日のライブが成立したいきさつと、今後の展望を、音楽(ライトモチーフ?)つきで説明されていたの、とても楽しかったです*
総括
そんなこんなでまったく、めったにない夜でありました。可能性としては次回もあるかも?とのこと。こちらものんびり気ままに楽しみにしています!(なんせ「めったに」ないんだから)
CTO LAB.は来月27日に高円寺のHIGHでライブが決定しておりまして。(岡田さん、前回ライブのMCでのお言葉通りあのライブハウスがお気に召したのねv)その前売りチケットを購入v
そして岡田さんにお声掛けしようかな…と思って(ネタまで用意して・笑)いたのですが、ビットールさんたらステージ上になにかをお忘れになられたようで、しかもそれがどこかに紛れてしまったらしく…せっせこそれを探されていてホントに「お疲れ様です!」の一言しかかけれずでした。お忙しいところ、無理に声掛けてしまってすみません; でもごあいさつできただけでうれしいです*
そう、ビットールさん!!
この前お会いしたときに話されていたソロアルバム、そーろ、そーろ、リリースしてくださいませ…CTO LAB.とソロって岡田徹の真価が発揮されるのですから、ソロだけに肩すかしでは、アイ・アム・ソロウ(sorrow)!!
…お粗末さまでした。。
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